2015年度介護等体験報告会を開催しました。(2016年2月9日)
(掲載日:2016年02月16日) 小学校・中学校の教育職員免許状の授与を受けるためには授業や実習などの色々なハードル・イベントがあります。介護等体験もその一つです。先日、その体験を報告する機会を設けました。
介護等体験とは、社会福祉施設や特別支援学校で7日間の体験をすることです。これを通じて、教員が個人の尊厳や社会連帯の理念に対する認識を深め、資質の向上を図り、学校教育の充実をはかることが目指されています。
参加した学生は、きっかけはともかく、学校や施設で初めて見聞きしたことから、戸惑いながらも多くを学んだようです。報告会では、学生の体験も、体験から導く考えもそれぞれに異なっていて興味深い意見も多く聞かれました。
学校は大人と子ども、福祉と教育、学校と職場など様々な領域を結びつける場所です。学生の報告の多くが、短い期間のなかで自分がそこでできることは何かと真剣に考えたようです。
また、学校や施設で働く教員、職員の方々の技量の高さ、学習・生活の場に受けいれてくださった生徒と利用者の方々の優しさに触れ、自分を高めようという気持ちを新たにした様子でした。